2008年5月21日午後11時過ぎ、和歌山県串本町の旅館「御宿夏祭り」で 火事が起きました。 同じ経営者の経営する旅館から過去3カ月余りの間に6件の不審火が起きていました。 また現場検証の結果、部屋から発火装置も発見されました。 警察は、2008年7月11日に旅館の経営者の三好なるみさんを放火の容疑で逮捕。 彼女は一貫して容疑を否認するものの起訴されました。 そして一審、二審とも有罪判決を受け現在最高裁に上告中です。 この事件、連続放火の疑いが強いにもかかわらず、 前の6件に彼女はアリバイがあります。 しかも共犯者もいないとされています。 また放火事件の前には、水道設備が壊されたり、 彼女自身が暴漢に襲われるという事件も起きています。 三好なるみさんには放火の動機もなければ、直接証拠もありません。 宿は情報誌や、テレビ番組に取り上げられたりし、 繁盛していたと言います。 えん罪の可能性が極めて高いこの事件の真相は何なのか? 最高裁に向けて考えていきたいと思っています。 |
8月29日付けで最高裁で上告が棄却されました。 ≫ブログを読む |
かぐや姫あと |
看板が外されたあと |
閉館した御宿夏祭 |
御宿夏祭あと |